今、いろいろなところで、素早く手じまいをするか、もう少し粘るか。
人によってその選択は分かれています。
本日も元に戻るまでの時間を考えると早めに手じまいすることが復活を考えると最良の選択だとした経営者をみました。
私はいままでにいろいろな経験をしてきましたが、基本的にはあきらめず頑張るという選択をしてきました。
しかし、株やFXという世界ではほとんどの場合、それが失敗に終わりました。
それは、すべて全力で攻めているときでした。
全力で攻めていると、どうしても余力が少なくなってしまいます。
そして、自分の思っているのと違う方向に行くと、近いうちにもどるのではないかとなんとかなるだろうと根拠のない考えによって、自分自身を納得させ最後はどうにもならなくなるということばかりでした。
そのため、今は株やFXは超低レバレッジ、1/3くらいまで落ちても何ともないくらいにしています。
すぐに損切りできればいいのですが、ここはなかなか自分には苦手でした。
不動産も同様。
ブログでは何度も書いていますが、頭金を入れて、低レバレッジ。3倍くらいなら安全圏。勝負時でも5倍は超えない。
要するに頭金20%以下の投資は絶対にしないとしてやってきました。
今は平均して3倍くらいなので、とりあえずは安全圏かなと思っています。
昨日もある方とホテル業に関して議論していました。
私は結局ホテルは一室のみしか投資しませんでしたが、その方はだいぶ投資していました。
そして今回のコロナに対する選択は損切り。
もともと自分の体力内でやっているのですが、損切り額は大きいですが、今なら損は確定できます。
それであれば、さらなる損が拡大することはありません。自分の今ロールできる範囲で損切りして、予定より早く終了すれば再投資するという選択です。
しかし、粘って状況が大きく好転すればいいですが、好転しなければ、下手すれば全損もあり得ます。
その人の財力によってどこまで頑張れるかは違いますが、どの時点では損切りしても大丈夫なうちに損切りできないと、あとは運が良ければ大丈夫だけど、運が悪ければ全損という状態になります。
自分の過去の経験だと、ある程度下がってひどい状態になるともうどうでもいいやと思いだして、最終的には全損するということを繰り返しました。
今回のコロナもいつ収束するかわかりません。
サラリーマン時代でも優秀な方ほど粘って粘って最後にあきらめるのが遅くなりました。
本当に優秀な人は早めに自分の過ちを認め、損切りできる人だと思います。
とりあえずは、ソーシャルディスタンスをとり、マスク・アルコール消毒などで防衛することで、徐々に経済活動は開始すると思いますが、インバウンドなどは相当後になると思います。
今、借金をしたり、クラファンでお金を先に得ることはできますが、すべては延命でしかなく、返さなくてはならないものです。
すべては有効な方法ですが、途中で自分のコントロール外になったら、運を天に任すだけになってしまいます。
投資額が少ないうちはこれもありですが、投資額が大きくなればなるほど、コントロール外にすることは全損のリスクをもつことになります。
逃げるのはつらいですが、自己コントロールできている範囲かどうかでこのあたりは判断できるかは経営者の実力ではないかと思います。
今後のことは私もよくわかりません。
個人的には良い側にみても、来月からは徐々に経済活動を復活して、インバウンドは2-3年後。オリンピックも来年はなし。というくらいかなと思っています。
私はハワイ・バンコク・日本の民泊はすべて三年間0でも大丈夫なくらいで対応したいと思います。
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