先日、プロパンガス会社の人に立ち会ってもらってわからないと言われた点火装置の不具合の続きです。
単なるメカ式のコンロなのに原因がわからないのはどうしても我慢ができません。
先日は時間がなくてかえってきましたが、また現地に行って調べてきました。
とにかく、ばらせるところはばらして、なにが問題なのか、どうすればなおせるのかを調べてみました。

コンロ部分をはずして、ここで着火するときちんと着火します。

いろいろみているとどうもこの着火装置の部分に割れを発見。
最初はヒビみたいなもので気がつかなかったのですが、何度かやっているうちに完全に破損しました。

おそらくこれだろうということで、ここの部分を手で押さえて着火スイッチをいれると確実につきます。
これで原因ははっきりしました。
とりあえず、この部品はstage713からコメントでもいただいたように圧電コックというもののようです。
私は家庭用のコンロしか知らなかったのですが、業務用ではよく使われているもののようです。
なんで、ガス会社の人はわからなかったんでしょうかね?
とりあえず、本日は、交換部品もないし、応急的に、バンドを使ってこの割れをなおしておきました。

再度組上げてテストしてみると、100%着火します。

これで、とりあえず仮修理は完了しました。
近日中に、新しい着火部品を手に入れて交換するか、もしくは、あまり利用しないグリルの着火装置と交換して、きちんと補修してきたいと思います。
とりあえず、わからないまま交換するという技術者としてのストレスが、解消できて正直スッキリしました。
これで、このコンロもまだまだ現役で頑張ってもらえると思います。
私は家の家電が壊れてもたいていのものは自分で直します。
先日も、10年選手の家の洗濯機が壊れて、妻がドラム式の洗濯機をカタログを見て選んでいましたが、試しにばらしてみたところ原因がわかって、直してしまいました。
「直っちゃった」と伝えたときの妻の落胆の顔は忘れられません。
こういう修理ができると、みんなが喜んでくれる訳ではないんですよね。
でも、好きだからやめられません。
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地獄のタバコ部屋 もう許して!!
流石ですね