経費を考えるときに単に絶対的な金額だけで判断する人をときどき見ます。
例えば、1000円のコストダウンなんか時間の無駄だしケチくさいけど、10000円ならやってもいいかなぁなどです。
でも、金額で判断するのはちょっと間違っていますね。
1000円が継続的なものであれば、当然10ヶ月で10000円になるんですね。
3年で36000円、5年で60000円
要するに毎日継続的に使われている細かい経費の削減はとても大事なんですね。
電気代も水道代もガス代も日々かかるものは常にその意識をもたないと何年・何十年経ったときに大きな差になります。
借金して不動産投資をしているのに、こういう経費を無視していたら、やっぱり収益性は落ちてしまいます。
もちろん、こういう小さいものばかりこだわって、大きな仕事をやらないというのは本末転倒ですが、小さいものも無駄にすべきではないと思います。
金利だって、0.1%違うととんでもない金額が変わります。
1億の借金であれば、年10万円の差が出ます。一日、274円。
0.2%なら一日548円。 この金額程度で毎日お昼ごはんを食べているサラリーマンも多いですね。
先日、1.3億のローン金利が見直しのときに、銀行のミスで0.5%違っていました。
明細を見たときに、高いなと思って計算しなおしましたが、一日あたり1780円金利が違っていました。
郵便が届くのが遅かったので、気がついたのが5日後、その間の金利が9000円。
すごい金額です。 あらためて、0.1%の重みを感じました。
不動産業は数が増えてくると、ちょっとした細かい経費の差が毎年毎年、どんどん積みあがってきます。
今回のコラムはシェアハウスの非常に細かい経費削減について書きました。
こちらです。-->
コラム これを読んで、ちっちゃいことをやっているなと無視しても良しですが、一度、自分自身の経費を細かく積み上げてみたら、数年でどれくらい違ってくるか是非計算してみてください。
単発的な経費を減らすより、小さくても継続的な経費を減らしたほうが最終的に利益が残ることも多いですよ。
応援よろしくお願いします。
本日、健美家コラム更新しました。最新の私の建美家コラムは こちら
うちのシェアハウスでは入居時の保証金の中に
光熱調整費名目で1万円預かっています。
光熱費+ネットで毎月定額1万円なのですが
これを上回ることが多ければ、退去時に
5千~1万円を差引きする、というものです。
つまり、節電節約すれば入居者にもメリットが
あるようにしました。(1万円が返金される嬉)
このためかどうか分かりませんが、今のところだいたい
一人1万円程度で推移しています^^;
やはり節電節約するメリットがないと入居者のモラル
だけに頼るのは難しいのかなと思いますね。