先日、退去したお部屋。
たった一年の入居でしたが、一番きれいなデザインクロス上にフックがふたつ貼り付けられています。

もう少しおしゃれなものだったら、残しておいてもいいのですが、どう見ても100均で買ったもの。
このままでは印象が悪いし、貼り変えるのはもったいないし土日に間にあいませんので、今晩、取り除いて補修しました。
かなりきっちりくっついているので、
まずは、隙間から剥離材を流し込みます。

使用したのはこちら
ちょっとしてから、上部から少しずつ引っ張ります。
隙間が空いたら、またそこにシールはがし剤を流し込みます。
今回は、下地のクロスが弱く、途中からはクロスも剥がれてしまいました。
それでも根気良く少しずつはがしました。
片側は、クロスが一応きちんとありましたが、ひとつのほうは一度貼り変えたようで、クロスの一部が欠落しています。
そのため、片側はクロス糊で貼り付け、もうひとつは欠落した部分を部分張替えすることにしました。
まずは欠落していないほう。

糊で貼り付けます。

しかし、きれいに貼っても切れた跡が見えてしまいます。
こんなときはこちらを使います。
切れた部分の白いところを近い色で塗っていきます。

ほとんどわからなくなりましたね。
こらちは切れて欠落しているもの。

一部を部分貼りしました。

こちらも同様に仕上げて、こんな感じです。

こちらは、パターンがあっていないので、良く見るとわかりますが、まあ気がつくことはないと思います。

あとは、扉のしまりが悪いということだったので、調整しておきました。

これにて、終了です。
一応、土日の内見に備えて少しでも印象がよくなる様に、自分でできることをやっておきました。
管理会社さんや仲介業者さんがせっかくお客さんを連れてきてくれるのですからね。
あとは吉報を待ちたいと思います。
いつもありがとうございます 
最新の健美家コラムはこちら。
キャッシュを生み出す「減価償却」の本当の意味を理解する
DIY技術、職人技です。。
こういうケースでは、原状回復費用を請求されていないんですよね?
少額だし、自分でやれば比較的簡単に補修が可能であることを見越してという事でしょうか。
(家主としては、剥がして破れるようなら、少額でも一応請求したい気がするのですが・・・・)