昨日は、
Ozさんの新築物件見学会に参加させていただきました。
設計はビーフンデザインの進藤さん。
前日のお酒が抜けず苦しかったのですが、今回は設計段階から聞いていた階段式本棚をどうしても見たくて出かけていきました。
会場はとにかく大勢の人がいて、すごかったですね。
外観は基本的にシンプルなサイディング。このサイディングは私の物件でも使用しましたが、見かけはそこそこよくて、格安。
私のときは真っ白でしたが、今回は、色をいくつか使っていました。

玄関は自転車も入れられる土間でこれは余裕があるなら欲しい玄関です。

水周りもシンプルに作っていて、広々として清潔感ありました。

ロフトも最近の進藤さんのはほとんど同じようなつくりですが、片寄せにしていない分開放感があって個人的には好きです。

そして、どうしても見たかった本棚。

木の感じもちょっとした階段として使える感じもいいです。
上の部分はハンガーパイプもあり、本好きにはとても人気があると思います。
ただ、本のサイズはいろいろあって収納できない高さのものもいっぱいあるし、雑誌のようなサイズは結局収納できないので、面白い反面、実用性としてはやや劣るという感じでしょうか。
すべてコミックスとDVDならぜんぜんいけるので、そういう人にはいいと思います。
今、私の書斎で自分の本を見ていますが、1/3ぐらいははいらなそうなので、私は別に本棚が必要です。
あと、気になるのは普通の階段。

蹴こみの部分があるので、上るときはいいのですが、降りるときは本当に怖い。
手すりも丸くなく持ちにくいので、少なくとも両手でいすを持って上がり降りすることはできません。
二人で受け渡しが必要ですね。
少なくとも女性がコーヒーをもってダイニングからリビングに移動したり、食器を持ってリビングからダイニングに降りることはそうとう難しいし危ないと思います。
進藤さんともお話しましたが、私のような年代の人はまったくターゲットになっていないようですので、若くて元気で実用性より面白さを選ぶ人をターゲットとしているようです。
まあ4組いれば埋まるので、決まるとは思います。
ただ、この地域にはそういう若い人が住みたがるわけではないので、こういう物件が好きな人が集まるサイトなど別の場所からお客さまをひっぱる仕組みが必要だと思います。
おそらく地場の業者さんではなかなか決められないのではないかと思います。
シングル向けであれば、若い男子なら喜びそうな感じですが、ここは価格的にもカップル向けなので、実用性を重視する女性はおそらく嫌がるのではないかと思います。
私は長く住んでもらうことを前提にいろいろ考えているので、普段の生活にストレスがでないように実用性は絶対重視としているので、この辺は私が目指す賃貸住宅とは違う方向性です。
ただ、実用性だけだとどうしてもコンサバになるので、こういう尖ったものはないと生き残るも難しいのも事実ですね。
使いやすさだけを重視すれば、上下の移動をなくす側にしかいかず、長く住む自宅ではNGですが、短期間すむ賃貸では意外に受け入れられるかもしれません。
この辺は私にはよくわかりませんが、いつも言っていますが、最終的にはマーケットが結果を出すと思います。
でも、今回はいろいろ参考になることも多くて、見学させていただいたOzさんと進藤さんにはとても感謝しています。
ありがとうございました。
夜の懇親会は時間を忘れて飲んでいて、自分がかなり遠い地域に来ていることを忘れて、終電なくなりました。
なんとかある程度の場所まで移動して、最後はタクシー。
またまた、手痛い出費で一日が終わりました。(涙)
いつもありがとうございます。−−>
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