最初からリスクを良く考えて、物件購入を少しずつ進めている人はともかく、フルローンなどの
『光速』投資法を使って、物件を購入している人も多いと思います。
もちろん、私もその一人。
ただ、ある程度の物件を購入したら、もう一度リスクに対していろいろ考えるべきだと思います。
私は2億を超えた後、4棟目からリスク管理を優先して購入してきました。
物件購入前は見えなかった
修繕や各種トラブル。
新築だとしても入れ替えごとの家賃の低下や更新料、礼金の減額。
また、震災や台風などの自然トラブル。今回、私も運よく仙台の物件はほぼ無傷でしたが、もしかしたら流出や倒壊した可能性もありました。
まだ大丈夫そうですが、国債の格付け低下による長期金利の上昇の可能性。
始めた頃に見えなかったさまざまなリスクが経験を重ねる毎に見えるようになってきます。
これは、一気に増やすと見えたときには遅くなります。あとは運よく自分は大丈夫だと自分に言い聞かせるだけになります。
ところで、不動産のリスクに対してきちんと考え行動している人として恵比寿のIさんこと石原さんがいます。
多くのブログで紹介されていましたが、その新刊が発売されました。
私は出張のため、おとといら半分ぐらい読みましたが、さまざまなリスク管理の考え方を学ぶために2冊目とともに一読の価値はあると思います。
私との違いは、収益性を第一に考えて、地方の高利回りを優先するということ。人口増加などは大家の努力でなんとでもなるということ。
私も収益性はまず重要と思いますが、やはり投資出口まで考えると首都圏の資産性とマクロな人口の流れは個人の努力ではどうにもならないと思っているところが違いますね。
私は、マクロには逆らわず、その中で勝ち目を見つけようと行動していますが、石原さんはマクロな流れとは違ってもミクロな部分で特化すれば勝てるニッチ戦略を推奨しています。
もちろん、すべての事業の中では、どちらの戦略もありで、どちらにも勝ち組はいます。
自分にあう戦い方をすればいいと思います。
私は、たとえ自分と違う考え方ややり方をする人であったとしても基本的にはすべて話を聞いたり著書を読ませていただきます。
自分の考えもさまざまな人の考えを見聞きすることでさらに進化する
と思いますし、多くの人の本はたとえ批評がどうあろうと
自分で読んで自分で判断すればいいと思います。
この本は、すべてが自分の経験により具体的に書かれていて、石原さんの考えが前作ともども良くわかります。
そして、多くの部分で参考にもなるし、なるほどと思うことがあります。
ただ、金利は高くても後で下がるから利回りが高ければなんとかなるというところだけはちょっと気になりましたが。。。。
そのほかにも、空室リスク・事故事件・長期融資・サブリースなどに潜むリスクも記載されていて、この辺はよく理解しておくべき内容だと思います。
本はたった1500円の投資とよく言われますが、気に入らなかったらアマゾンで1250円で売りに出せば、早いうちならすぐ売れます。
そうなればたった250円の投資。
こんな安い投資なので、私はすべての本を読みます。
ただ、この本は売らずに残しておきたい本の一つであると思います。
9/17までは
アマゾンキャンペーンをやっているようです。
石原さんにはファンも多くランキングも勝てませんが、
私のブログも応援よろしくお願いいたします。-->

前作もお勧めです。
「本屋では手に入らない」石原博光の不動産投資最新ノウハウ集 あのカリスマ不動産投資家「恵比寿のIこと石原博光」が一般書籍では語れなかった、過激すぎる不動産投資法を遂に公開!
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