仙台一日目は自分の物件の被害部分の調査と対策。
写真では、被害箇所を見ていましたが、それほどひどくなかったので、一部修理ををお願いする程度で済みました。
うちの物件の前の家は震災で壊れたのか、修理されてあり、中には被災者の肩が住んでいました。
少しお話をしましたが、正直なんて言って良いのかわかりませんでした。ただ、元気そうなのが救いでした。
その後、空室のリフォームと仙台大家の会の懇親会に出席しました。
仙台の中心部そのものはほとんど震災の影響がないような感じで、多くの人が買い物やら飲食やらに活動していました。
翌日からは多少でも被災者のお手伝いをしようと、被害のあった地域や仮設住宅をまわっていました。
正直、あまりたいしたことはできませんでした。自分の無力さを感じています。
宮城から岩手の三陸海岸沿いを移動しましたが、まだまだ復旧は時間がかかるという感じです。
瓦礫こそほとんど撤去されていましたが、海岸沿いを走っていると、山の上のほうは何事もなかったかのような感じですが、谷のほうにいって、海抜の低いところにいくと、ほとんど何もありません。
よく見ると、家の基礎が見えます。
また、堤防はほとんど壊されています。

線路も北のほうはまったく手つかずのようです。

また、陸前高田あたりの被害地域の大きさに正直ショックを受けました。
相当な広範囲です。
本当に行った場所場所で手を合わせるしかなかったです。そして、あらためて今回の被害の大きさを実感しています。
これでも相当進んでいるのだと思いますが、復興は北に行くほど、遅れている感じです。
昨年、妻と出かけた気仙沼あたりの海のそばは壊れたままのものが多かったです。
昨年、食事をした場所やお土産を買ったお店は廃墟になり、なんとも言えません。
この辺は地盤も相当沈下しているようで、かなり海水が浸水してします。


地盤沈下のせいなのか商業地のせいなのかまだまだ壊れた建物がそこいら中にあって、まだまだ相当な時間がかかりそうです。

映画のようとしか思えない光景ですが、こんな掲示を見ると現実であると再認識させられます。

ただ、小学生・中学生・高校生が元気そうにしていたのと、壊れた建物の中にも修理や建替えを始めている物件もあったことが幸いです。
ただ、まだまだ復興には相当な時間がかかると思います。
テレビや雑誌で見るのとは大違いで、再度、自分で何ができるか考えてみたいと思います。
いつもありがとうございます。-->

日本赤十字社
住まいリング健美家コラム更新しました(10/3) | --->
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